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11. 武藤一羊の英文精読

申し込み価格(税込):
46,000


講師とともに、一冊の本をじっくりと読み込むクラスです。ことばの一つひとつの解釈やそこに込められた作者の思想を読み解きながら、講師と受講生で内容について議論を深めていきます。今年はナン・リンの「ソーシャル・キャピタル―社会構造と 行為の理論」(Social Capital ーA Theory of Social Structure and Action)を読みます。

●2019年5月ー2020年1月 
●原則として隔週水曜日 19:00ー21:00 
●全15回/定員15名 
●受講料:46,000円
●テキスト:Nan Lin, "Social Capital ─ A Theory of Social Structure and Action" Cambridge University Press 2002
※テキストは事前に各自でご購入ください





※初めて自由学校通年講座を受講される方は別途入学金10,000円が必要となります。
数量:

講師:武藤一羊

(ピープルズ・プラン研究所 運営委員)

1931年生まれ。「ベトナムに平和を!市民連合」での活動を経て、1969年に英文雑誌『AMPO』の創設メンバーとして日本の情勢を世界の知識人に発信する。1973年鶴見良行、北沢洋子などとともに「アジア太平洋資料センター(PARC)」を設立、1996年まで代表を務める。1998年「ピープルズ・プラン研究所」を設立。社会評論家としてノーム・チョムスキーなどの知識人と国際的な親交をもつ。1983〜2000年、ニューヨーク州立大で期間教員を務める。

◎主著:『戦後レジームと憲法平和主義─<帝国継承>の柱に斧を』れんが書房新社 2016/『潜在的核保有と戦後国家─フクシマ地点からの総括』社会評論社 2011/『アメリカ帝国と戦後日本国家の解体 新日米同盟への抵抗線』社会評論社 2006  ◎共訳書:ジャイ・セン他『世界社会フォーラム 帝国への挑戦』 作品社 2005
11. 武藤一羊の英文精読

◎講師からのメッセージ

今回は、社会についての論考でしばしばお目にかかる”Social Capital” に食いついてみたいと思います。社会における個人や小集団などの水平で自発的なつながり(ネットワーク)とその活動が社会を支え、豊かにする役割を果たす点に注目して、それをソシアル・キャピタルと呼ぶ、というのがごくおおまかな定義。電気、水道などのインフラと混同されるので、これを社会関係資本と訳すのが通例のようです。Nan LinはDuke大学の教授、中国の人民大学でも教えていて、中国革命での社会制度の形成も考察対象です。今日の行き詰まった資本主義体制に、下からの対抗社会をどう作れるのか、という問題意識でこの本を読んでみたいと思います。

◎日程

第1回:5/22
第2回:6/5
第3回:6/19
第4回:7/3
第5回:7/17
第6回:7/31
第7回:9/11
第8回:9/25
第9回:10/9
第10回:10/23
第11回:11/6
第12回:11/20
第13回:12/4
第14回:12/18
第15回:1/8

◎テキスト著者:ナン・リン(デューク大学社会学部 教授)

1938年中国生まれ。1976年ニューヨーク州立大学オールバニー校社会学部教授に就任し、1979年―1982年に同学部長を務める。その後1990年から現職。社会ネットワーク及び社会関係資本を主なテーマに研究活動を展開。本講座のテキストは代表的著書であり、『ソーシャル・キャピタル―社会構造と行為の理論』(ミネルヴァ書房 2008)として和訳されている。

◎こんな人におすすめ!

・一冊の本を深く読み込む力を身につけたい方
・社会的ネットワークの形成などにに興味のある方やその理論的背景を知りたい方

◎クラスの進め方

各回の予習箇所について、参加者がそれぞれ約1ページずつ、文章を訳していきます(挙手制)。そして、テキストの内容に関するディスカッションを日本語で講師と参加者で行います。英文の読解力を高めたい人にピッタリのクラスです。武藤一羊さんの鋭いコメントも魅力の一つ。