PARCオンライン / 13. 武藤一羊の英文精読

13. 武藤一羊の英文精読

13. 武藤一羊の英文精読

申し込み価格(税込):
46,000


講師とともに、一冊の本をじっくりと読み込むクラスです。ことばの一つひとつの解釈やそこに込められた作者の思想を読み解きながら、講師と受講生で内容について議論を深めていきます。今年は、シャンタル・ムフの「民主主義の逆説」(The Democratic Paradox)を読みます。

●2018年5月-2019年1月 
●原則として隔週水曜日 19:00-21:00 
●全15回/定員15名 
●受講料:46,000円
●テキスト:Mouffe, Chantal "The Democratic Paradox" Verso 2009(ペーパーバック版)
※テキストは事前に各自でご購入ください(2000年発売のハードカバー版も可)






※初めて自由学校通年講座を受講される方は別途入学金10,000円が必要となります。
数量:

講師:武藤一羊

(ピープルズ・プラン研究所 運営委員)

1931年生まれ。「ベトナムに平和を!市民連合」での活動を経て、1969年に英文雑誌『AMPO』の創設メンバーとして日本の情勢を世界の知識人に発信する。1973年鶴見良行、北沢洋子などとともに「アジア太平洋資料センター(PARC)」を設立、1996年まで代表を務める。1998年「ピープルズ・プラン研究所」を設立。社会評論家としてノーム・チョムスキーなどの知識人と国際的な親交をもつ。1983〜2000年、ニューヨーク州立大で期間教員を務める。

◎主著:『戦後レジームと憲法平和主義─<帝国継承>の柱に斧を』れんが書房新社 2016/『潜在的核保有と戦後国家─フクシマ地点からの総括』社会評論社 2011/『アメリカ帝国と戦後日本国家の解体 新日米同盟への抵抗線』社会評論社 2006  ◎共訳書:ジャイ・セン他『世界社会フォーラム 帝国への挑戦』 作品社 2005
13. 武藤一羊の英文精読

◎講師からのメッセージ

Chantal Mouffe, The Democratic Paradox(シャンタル・ムフ 民主主義の逆説) 今年はこの本を読みます。シャンタル・ムフは、エルネスト・ラクラウとともに、今日の民主主義の機能不全を、熟議によるコンセンサス形成によって解決しようとするユルゲン・ハーバマスなどの議論(deliberative democracy)にたいして、1990年代、対立を含む複数主義(agonistic pluralism)による民主主義を提唱し、そのために「政治的なるもの」の復権を唱えて大きな論争を巻き起こしたベルギー出身の政治学者です。彼女は1943年生まれ、今はウエストミンスター大学教授で、広く国際的に活動しています。文章は明快、切れ味よく、読みやすいです。ぼくの議論と重なるところが多いので、大いに気に入っています。140ページ。一緒に読みませんか。

◎日程

第1回:5/23(水)
第2回:6/6(水)
第3回:6/20(水)
第4回:7/4(水)
第5回:7/18(水)
第6回:9/5(水)
第7回:9/19(水)
第8回:10/3(水)
第9回:10/17(水)
第10回:10/31(水)
第11回:11/14(水)
第12回:11/28(水)
第13回:12/12(水)
第14回:1/9(水)
第15回:1/23(水)

◎テキスト著者:シャンタル・ムフ(ウエストミンスター大学 教授)

1943年ベルギー生まれ。コロンビア国立大学、ロンドン市立大学、ロンドン大学ウエストフィールド・カレッジの教授を歴任し現職。民主主義を根源的に問い直し、「政治的なるもの」の領域を探求してきた政治学者。本講座のテキスト以外に、『政治的なるものの再興(The Return of the Political)』日本経済評論社(1998)、『政治的なものについて──闘技的民主主義と多元主義的グローバル秩序の構築(On The Politrical)』明石書店(2008)などの著書が和訳されている。

◎こんな人におすすめ!

・一冊の本を深く読み込む力を身につけたい方
・民主主義思想や現代政治に興味のある方やその理論的背景を知りたい方

◎クラスの進め方

各回の予習箇所について、参加者がそれぞれ約1ページずつ、文章を訳していきます(挙手制)。そして、テキストの内容に関するディスカッションを日本語で講師と参加者で行います。英文の読解力を高めたい人にピッタリのクラスです。武藤一羊さんの鋭いコメントも魅力の一つ。