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10. 豆・マメ・まめ!

10. 豆・マメ・まめ!

申し込み価格(税込):
32,000


味噌、醤油、納豆、豆腐、油揚げ、煮豆、枝豆、スープ、おはぎやきな粉などのお菓子……、毎日姿を変えて、私たちの食卓にあがる「豆」のこと、どれくらい知っていますか? 世界中の神話や民話にも豆がよく登場することや、縄文人も豆や穀物を栽培・食していたこと近年の研究で判明してきたことからも、人間と豆は古くから関わりがあり、とても身近なものだったことがわかります。気軽に美味しくいただける豆料理のレシピをマスターし、毎日の食卓で楽しんでみましょう。在来種の大豆を無農薬、無肥料で育て、種を繋ぐことの大切さを畑で感じましょう。収穫したての枝豆をこころゆくまでいただく収穫祭も開催! 豆がもっと好きになること間違いなしのクラスです。古来から人々に愛され、わたしたちの命を支えてきた「豆」を通じて世界を眺めてみませんか。

●2018年6月-11月 
●原則として隔週火曜日 19:00-21:00
●全10回/定員30名  
●受講料:32,000円




※出かける回の交通費や訪問先でのワークショップの参加費などが別途かかります。
※初めて自由学校通年講座を受講される方は別途入学金10,000円が必要となります。
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<6/5>人類と豆──その起源と栽培の歴史を紐解く

湯浅浩史(〈一財〉進化生物学研究所 理事長兼所長)

食生活に欠かせない豆ですが、何種の豆を知っていますか。マメ科は18000種もありますが、食用豆は世界で30種ばかり栽培されているにすぎません。その起源や利用を話します。

◎主著:『ヒョウタン文化誌─人類とともに一万年』岩波書店 2015/『日本人なら知っておきたい 四季の植物』ちくま新書 2017 ◎参考文献:湯浅浩史 『マメ科植物資源便覧』(共編)内田老鶴圃 1989/「特集 豆の生き物文化誌 人と豆の丸い関係」『BIOSTORY』vol.9 生き物文化誌学会 2008
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<6/19>なぜ節分に豆を撒くのか ──生と死をつなぐ豆の魔力

岩崎眞美子(ライター)

なぜ立春の前日に豆を撒くのか? 死から生、冬から春をつなげる豆には、特別な力があると信じられていたからです。暦や行事、神話や伝説などから豆の持つ不思議な力についてお話します。

◎主著: 『和ごよみで楽しむ四季暮らし』学研 2009 ◎参考文献:前田和美『ものと人間の文化史 174 豆』法政大学出版会 2015
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<7/7(土)終日>【千葉県神崎町を訪ねる】まずは豆蒔きからはじめよう!大豆レボリューション!

神澤則生(NPO法人トージバ スタッフ)

豆腐、納豆、味噌、醤油、毎日食べている大豆の種をみんなで一緒に蒔きましょう。種取りを続けている地大豆の神崎在来種を不耕起・無肥料で育てます。
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<7/28(土)午後>豆料理実践編──気楽に楽しく豆料理

枝元なほみ(料理研究家)

今年4月で廃止される種子法。今、種子や農業、食べ物の未来が心配です。でも、だからこそ、大事に育てられた豆を美味しく大事に食べていきたいと思っています。

◎主著:『根菜おかずと豆おかず─素材の持ち味をストレートに楽しむシンプルレシピ』主婦と生活社 2007/『圧力鍋の絶品おかず─手早くできて、ホントにおいしい!』扶桑社 2007

※千代田区内公民館での開催を予定しています
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<9/4>野生の小豆を追いかけて──野生種が世界を救う!?

友岡憲彦(農研機構 遺伝資源センター調整室 室長)

限界環境に適応した、野生種を用いた新ストレス耐性作物の栽培化に挑戦しています。アズキの野生種が示す多様性には驚嘆させられています。

◎ 主著:『The Asian Vigna - Genus Vigna subgenus Ceratotropis genetic resources』( 共著)Kluwer Academic Press, 2002 /「Vigna species 『Broadening the Genetic Base of Grain Legumes』( 共著)Springer, 2014 ◎参考文献:『Diversity and Evolution of Salt Tolerance in the Genus Vigna』(共著) Plos ONE, 2016 / 『Multiple organ gigantism caused by mutation in VmPPD gene in blackgram (Vigna mungo)』(共著) Breeding Science, 2017
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<9/18>世界の豆料理 その多様性と魅力

高増雅子(日本女子大学家政学部 教授)

豆類の原産地は主に5地域に分類でき、地域ごとに特有の豆料理が発達し、豆食文化と対応しています。多様で魅力ある豆料理を紹介できたらと考えております。

◎主著:『和食の教科書』(共著)文溪堂 2016
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<10/2>アフリカ・モザンビークの大地から──「大豆」「開発」「私たちの暮らし」の奇妙なカンケイ

渡辺直子(日本国際ボランティアセンター〈JVC〉)

味噌汁、豆腐……私たちの食卓に日々登場する大豆製品。その背後でアフリカの農民の土地が奪われているとしたら? 「援助」をキーワードに「奇妙なカンケイ」を紐解きます。

◎参考文献:池上甲一、原山浩介(共編)『食と農のいま』ナカニシヤ出版 2011/本郷豊、細野昭雄『ブラジルの不毛の大地「セラード」開発の奇跡』 ダイヤモンド社 2012 ◎参考ウェブサイト:日本国際ボランティアセンター会報誌『Trial&Error』プロサバンナ関係の連載が一部閲覧可能
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<10/16>豆は「食べられる文化財」──日本中を訪ねて歩いて出逢った豆と人

篠原久仁子(野菜ジャーナリスト)

様々な食材の中でも、豆は地域の食文化を色濃く受け継ぐ、いわば「食べられる文化財」。また豆に魅せられた人々がアツイ!現場で感じたワクワクをお伝えできたらと思います。

◎主著:『からだにおいしい野菜の便利帳─伝統野菜・全国名物マップ』(共著)高橋書店 2011 ◎参考ウェブサイト:野菜ジャーナリスト篠原久仁子 webマガジン「畑からの伝言帖
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<10/27(土)>【千葉県神崎町を訪ねる】採り立て枝豆で収穫祭!

神澤則生(NPO法人トージバ スタッフ)

枝豆と言えば夏のビールのお供というイメージですが、本来の旬は10月なんです。採り立ての枝豆の感動的なおいしさを味わってください!

<11/13>在来豆、在来種を繋げる、広げる──在来豆専門店店主のお話

長谷川清美(べにや長谷川商店 代表)

農家が代々、自給用につくりつないできた日本や海外の在来の豆と日々の料理、そして連綿と続く郷土の暮らしにはじまり、経験知に裏打ちされた英知のすばらしさを在来種と重ね合わせてお伝えします。

◎主著:『べにや長谷川商店の豆料理』パルコ出版 2009/『べにや長谷
川商店の豆料理─海外編』パルコ出版 2013 ◎参考文献:長谷川清美
『べにや長谷川商店の豆図鑑』自由国民社 2015/長谷川清美『日本の豆
ハンドブック』文一総合出版 2016
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