<6/15>初めの一歩―グループとの出会い
リズムに乗って、シンプルに身体を動かすエクササイズを通じて、自分自身の動きとの出会い、ほかの人たちとの出会いを体験し、グループという場を立ち上げていきます。
<6/29>対極を脈動する
外に向かう動き、内に向かう動き、ダイナミックな動き、静かな動きなど、対照的な動きがもたらしてくれる感触を味わい、自分の中の多様性と出会っていきます。
<7/13>4つの元素を踊る―「地」
大地は常に私たちを支え、受けとめてくれる土台であるとともに、その肥沃さで、いのちの糧を生み出してくれます。また私たちの身体自体も、世界にさまざまな可能性をもたらす土台と言えます。私たちが拠って立つ「地」をリズミカルに感じる動きのなかで、今ここにある現実としっかりつながる力を体感していきます。
<7/27>多様性のなかで自分を発見する
他者の動きは、私たちにいろいろな刺激、きっかけ、ヒントを与えてくれます。また、自分とはまったく違う相手がそこにいるからこそ、自分がここにいることをより強く感じることができます。ペアやグループの動きを中心に、他者との違いと共通項の両方を楽しんでいきます。
<8/5(土)ー8/6(日)>【1泊2日合宿】ビオダンサ夏合宿!
自然の中では、健やかさへ向かう私たちの力がふつふつと動きだします。散歩、深呼吸、空をながめる時間も大切にし、ゆったりと踊るひとときへの旅です。
<9/7>4つの元素を踊る―「空気」
空気は、私たちが新しい可能性を求めて探索する空間の広がりそのものであり、また、私たち自身が、空気の持つ軽やかな質を発揮するとき、とらわれず、より自由で、創意に満ちた選択や行動へと向かうことができます。メロディックな音楽とともに、新たな空間へと身を放つ動きを体験していきます。
<9/21>生成力のあるポーズ
ロランド・トーロは、世界各地の彫刻、壁画、絵画に見られる人のしぐさを探索するなかで、地域、時代、文化を超えて人間に共通する潜在力を象徴する22種類のポーズを選び、「生成力のあるポーズ」としてビオダンサに導入しました。そのうちのいずれかをこのクラスで体験していきます。
<10/5>4つの元素を踊る―「水」
水には、緊張や固さをやわらげ、境界を越えて溶けこんでいく流動性があります。水のたおやかな動きを踊ることで、衝突や限界があってもそこに留まらず、一瞬一瞬、エネルギーが、内と外との心地よい調和のなかで循環していくさまを体感していきます。
<10/19>生成力のあるポーズ
生成力のあるポーズ(9/21の欄を参照)のいずれかを体験していきます。
<11/2>4つの元素を踊る―「火」
火は、空気同様、外に向かっていく力ですが、その動きは激しく、勢いがあり、メリハリのあるリズムに満ちています。しっかり集中し、強く生き生きとした表現をしていくなかで、私たちの中にある、行動への衝動や情熱、変化をもたらす力とつながっていきます。
<11/16>ミステリー・ツアー
ここまでのグループの歩みにもとづいて、ファシリテーターが、特定テーマを選んでクラスを行ないます。
<11/30>ビオダンサとは何か?
前半は、クラスでの体験のなかで、それぞれが感じたこと、学んだことを振り返りシェアし、後半は、これまで踊ってきたさまざまな要素を採り入れ、お互いから出てくる表現の豊かさを分かち合っていきます。
<12/14>お祝いのセレモニー
半年間のサイクルをしめくくるにあたり、一緒に創り上げてきたグループという場と、その場で起きてきた一人ひとりのプロセスを祝い、エールを交換する意味を込めて、踊り納めをしていきます。