09. アイマラ語を学ぶ-南米の先住民の言葉と口語りの文化へ

申し込み価格(税込):
39,000


ペルーやボリビアは日本からは遠い国ですが、マチュピチュ遺跡やウユニ塩湖など観光客を惹きつける場所があり、また滞在や生活をする日本人も増えています。そこでスペイン語以外に話されているアイマラ語やケチュア語という先住民言語は、現地で実際に耳にする機会も多く、話者数の多い言語です。そして、アンデスの先住民は歴史的に重要な存在感を見せてきて、21世紀初頭の現在は先住民の復権が進む新しい政治・社会状況が生まれています。この講座では、アイマラ語の言葉としての知識を少しずつ積み重ねて、オンライン教材を通じて具体的なコミュニケーションの場面での使われ方に慣れていきますが、講師のこれまでの調査に基づき口承文学・口承史(オーラルヒストリー)・ラジオドラマなど、アイマラ語による文学や歴史の表現の世界へと入っていきます。ボリビアを中心としたアンデス諸国の現状についても講座の一部を使って触れます。なお、アイマラ語の知識については一から話しますが、2015年度の講座内容と重複しないように配慮し、また少し先まで進むような設定にしますので、初めての方から学んだ経験のある方まで幅広く歓迎するクラスです。


◆講師&コーディネーター
藤田 護(慶應義塾大学 環境情報学部 専任講師)
ラテンアメリカ、特にアンデス地域の政治、社会、開発、そして先住民の言語と文学が専門。『ラテンアメリカを 知る事典』平凡社(2013)、『ボリビアを知るための73章』明石書店(2013)にて「アイマラ語」の項目を執筆。現在は、慶應義塾大学環境情報学部専任講師。アイヌ語とアイヌ語の口承文学、日本語の文学にも関心を持つ。



●2016年5月-12月
●原則として金曜日 19:00-21:00
●全14回/定員20名
●受講料 39,000円




※初めて自由学校通年講座を受講される方は別途入学金10,000円が必要となります。

(イメージ写真) CC : Einfach Reisen via Flickr
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<5/20>【オリエンテーション】 アンデスの人びとと神々の世界にようこそ

ゲスト講師 唐澤秀子

唐澤さんのラテンアメリカの人びとの生き方との出会いを振り返りながら、「ワロチリ文書」にみられるアンデスの人びとと神々の世界の感じ取り方について話していただきます。

<6/10>アイマラ語の発音、動詞の単純形の活用、簡単な疑問文

<6/17>動詞の単純形の使い方(その1):買い物で使うアイマラ語、否定文、疑問詞

<7/8>動詞の単純形の使い方(その2):アンデスの織物について話す

<7/15>動詞の未来形の活用、予定や行き先について話してみる

<7/23(土)午後>映画を観る回 スクリーンにあふれるアイマラ語

ゲスト講師:太田昌国

アイマラ語がつかわれている映画を見てみましょう! 南米ボリビアで1960年代半ばから映画制作・上映・配給な どの仕事に携わっているグループ「ウカマウ」の代表作を鑑賞し、ゲスト講師による解説をいただきます。
09. アイマラ語を学ぶ-南米の先住民の言葉と口語りの文化へ

<8/1>動詞の命令形の活用、買い物で使うアイマラ語その2

<9/30>動詞の願望形の活用、料理について話してみる

<10/21>ケチュア語の口承文化

ゲスト講師:若林大我

アイマラ語と同様に、アンデスの先住民族に話されているケチュア語の口承文学を紹介いただき、文化の比較を行います。お隣の言語文化との相違点を探ります。

<10/28>動詞の推量形と過去形の活用、牧畜について話してみる

<11/11>動詞の過去形の二つの形、アイマラ語の伝承の語り(その1):蛇と関係した女性

<11/25>アイマラ語の伝承の語り(その2):アイマラ先住民運動の指導者について

<12/9>アイマラ語のラジオドラマ:蛇と関係した女性

<12/23>アイマラ語の映画:ウカマウ映画と『ソナ・スール』