<5/26>【オリエンテーション】「旧暦」アジアと日本の暦
岩崎眞美子(ライター/編集者)
太陽と月の周期をベースにした「旧暦」は東アジアの季節感と密接に結びついています。旧暦の基本的な考え方に触れ、人間の暮らしに大きな影響を与える暦について考えます。
<6/16>【ベトナム:旧正月・端午の節句】ベトナムの旧暦行事
青木由希子(フォトグラファー)
写真家の青木由希子さんをお迎えして、現地の美しい写真とともに、ベトナムの旧暦行事を紹介し、日本との意外な共通点を探ります。
●主著・参考文献:P.T. トウェン『ベトナムの料理とデザート』青木由希子(企画・撮影)PARCO 出版 2001
写真家の青木由希子さんをお迎えして、現地の美しい写真とともに、ベトナムの旧暦行事を紹介し、日本との意外な共通点を探ります。
●主著・参考文献:P.T. トウェン『ベトナムの料理とデザート』青木由希子(企画・撮影)PARCO 出版 2001

<6/30>七夕とアジアの星の伝説
海部宣男(天文学者/国立天文台 名誉教授)
七夕伝説はどこからやってきたのか。アジア国際共同で『アジアの星物語』を編集し、詩歌から日本の星文化の歴史を探る、元国立天文台長・海部宣男さんに、七夕伝説の起源と流れ、アジアの星文化についてお話いただきます。
●主著:『すばる望遠鏡の宇宙』岩波新書 2007/『世界を知る101冊 科学から何が見えるか』岩波書店 2011
●参考文献:海部宣男『宇宙をうたう―天文学者が訪ねる歌びとの世界』中公新書 1999/海部宣男『アジアの星物語―東アジア・太平洋地域の星と宇宙の神話・伝説』(監修)万葉舎 2014
七夕伝説はどこからやってきたのか。アジア国際共同で『アジアの星物語』を編集し、詩歌から日本の星文化の歴史を探る、元国立天文台長・海部宣男さんに、七夕伝説の起源と流れ、アジアの星文化についてお話いただきます。
●主著:『すばる望遠鏡の宇宙』岩波新書 2007/『世界を知る101冊 科学から何が見えるか』岩波書店 2011
●参考文献:海部宣男『宇宙をうたう―天文学者が訪ねる歌びとの世界』中公新書 1999/海部宣男『アジアの星物語―東アジア・太平洋地域の星と宇宙の神話・伝説』(監修)万葉舎 2014

<7/14>【沖縄・奄美:お盆】沖縄のお盆「ウンケー」と「ウークイ」ご先祖様とのつきあい方
豊岡こずえ(沖縄文化研究所 国内研究員)
今も重要な民俗行事の多くを旧暦で行っている沖縄。ご先祖様を大切にする沖縄のお盆について、沖縄の行事文化に詳しい豊岡こずえさんにお話を伺います。
今も重要な民俗行事の多くを旧暦で行っている沖縄。ご先祖様を大切にする沖縄のお盆について、沖縄の行事文化に詳しい豊岡こずえさんにお話を伺います。

<9/1>【韓国:「秋夕(ちゅそく)】「旧暦八月十五日」─中秋の名月「秋夕」に食べる伝統料理とその意味
岩崎眞美子(ライター/編集者)
旧暦8月15日の「中秋の名月」は、韓国では「秋夕:チュソク」と呼ばれ日本のお盆に相当する重要な祭日となっています。実際に秋夕料理を頂きながら、中秋の名月に思いを馳せてみましょう。
<10/13>【中国:菊の節句】仙境の花・菊から考える薬草の知恵
岩崎眞美子(ライター/編集者)
旧暦九月九日は「重陽の節句/菊の節句」。古代中国で仙境に咲く花と信じられた菊の文化を通して、中国の薬草文化・伝説を紹介します。
<11/10>【花祭オリエンテーション】奥三河の花祭とは
三上敏視(音楽家/神楽・伝承音楽研究家)
農閑期の冬、各地の農村で行われてきた夜神楽。折口信夫も魅せられた奥三河の「花祭」に、神楽研究家の三上敏視さんの案内で訪れます。春を呼ぶアジアの鬼に出会う旅です。
●主著:『神楽と出会う本』アルテスパブリッシング 2009 /『民俗学事典』(共著)丸善出版 2014
●参考文献:早川孝太郎『花祭』講談社学術文庫 2009
農閑期の冬、各地の農村で行われてきた夜神楽。折口信夫も魅せられた奥三河の「花祭」に、神楽研究家の三上敏視さんの案内で訪れます。春を呼ぶアジアの鬼に出会う旅です。
●主著:『神楽と出会う本』アルテスパブリッシング 2009 /『民俗学事典』(共著)丸善出版 2014
●参考文献:早川孝太郎『花祭』講談社学術文庫 2009

<11/12(土) - 11/13(日)>(愛知県北設楽郡を訪ねる 1泊2日合宿) 【日本:花祭り】奥三河の花祭―春を呼ぶアジアの鬼を訪ねて
三上敏視(音楽家/神楽・伝承音楽研究家)

<12/15>【まとめ】アジアの中の旧暦、アジアの中の日本―旧暦行事を通して考える平和
岩崎眞美子(ライター/編集者)
本講座では、アジアの暦である旧暦を通して、アジアの一員としての日本を見つめ直してきました。共に手を取り平和を創っていくために、私たちができることを考えます。