<6/2> エミリー・ウングワレー:現代社会の忘れ物【ワーク】水彩
アボリジニアートの代表的な画家のエミリー・ウングワレーは、70歳を過ぎてからキャンバスに絵を描き始め、86歳で亡くなるまでに実に3000点以上の作品を描きあげました。彼女の作品から現代社会の忘れ物について感じ合います。ワークでは、点と線だけを使って水彩の抽象画を描きます。
<6/16> カラヴァッジオ:天才画家の光と影【ワーク】えんぴつ
イタリアの天才画家、そして殺人犯でもあったカラヴァッジオの作品のドラマチックな構図や光と影を味わいます。鉛筆を用いたワークでも明暗を意識しながら描いてみましょう。
<7/10(日)午後>【東京都千代田区を訪ねる】「エイブルアート芸術大学」を訪ねよう
エイブルアート芸術大学を訪問。3331アーツ千代田にあるバリアーフリーのアトリエを見学します。
協力:エイブル・アート・ジャパン
障がいとアートを切り口に社会に新しい価値観を提案するNPO。ギャラリーやショップ、アートスタジオの運営、美術館や劇場へのアクセスプログラムの企画、展覧会やワークショップ等の企画・運営、著作権の二次使用を促す仕組みの開発・展開などを行っています。
●参考ウェブサイト:「エイブル・アート・ジャパン オフィシャルサイト」
<7/28>「写真」記憶とイメージの交差点【ワーク】水彩
「決定的瞬間」のアンリ・カルティエ・ブレッソンや亡くなるまで作品が一切世に出ることが無かったヴィヴィアン・マイヤーの作品から「記憶」と「写真」について考えをめぐらせましょう。ワークでも「記憶」をテーマに水彩で制作を行います。
<8/4>プレゼンテーションと講評 その1
3回分の講義で描いた作品について、どんな思いで何を感じながら作ったのかを発表します。自分でつくった作品を語ることでの気づき、他者の感想を聞くことで新たな発見があることでしょう。
<9/8>アートが私たちに呼びかけるもの―中津川浩章作品を鑑賞する
中津川作品のコンセプトやアート、福祉、教育などその多岐にわたる活動の背景にある思想についてさまざまなスライドを見ながら語り合います。
<9/24(土) - 9/25(日)>【東京近郊で1泊2日合宿】 自画像は語る
なぜアーティストたちは、自画像を描きつづけてきたのか?レンブラント、ゴッホ、ピカソ、フリーダ・カーロなどの作家の自画像を見て語り合います。作品を味わった後で、さまざまな角度から自己を観察し、じっくり時間をかけて自画像を制作します。
<10/6>現代絵画が映しだすもの【ワーク】コラージュ
F・ベーコン、A・ジャコメッティ、G・バゼリッツ、M・ロスコ、G・オキーフ、J・ポロックなど、現代社会のさまざまな側面を反映・象徴する画家の作品を見てみましょう。ワークでは「私たち<現代人>の肖像画」をコラージュで制作します。
<10/20>なぜ、今アール・ブリュットなのか【ワーク】粘土
アール・ブリュット、アウトサイダーアートの代表的な作品を見ながら、「表現すること」そのものについて考えてみましょう。ワークでは粘土で立体作品を作ります
<11/3(祝・木)午後>【埼玉県川口市を訪ねる】「工房集」を訪問してみよう―アール・ブリュットの現場へ

<11/17>今だからこそ、戦争画を考える【ワーク】クレヨン
藤田嗣治の戦争画など、数々の問題作は現代の暗闇とつながっています。戦争画を見ながら、「歴史」のイメージをクレヨンで書いてみましょう。
<12/1>プレゼンテーションと講評 その2
これまでに作った作品について、互いに感想や意見を出し合うことで、さらに深めます。アートは誰にでも表現でき、語れると実感することが大切です。時代や状況が変わっても、一人ひとりの生きるエネルギーとしてのアートの本質は変わりません。作って終わりではなく、時代を見る目と表現の楽しさを体験し、語り合いましょう!