特定非営利活動法人
アジア太平洋資料センター(PARC)
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16. 都市で食べる、都市を耕す

申し込み価格(税込):
27,000


食べることが難しい時代になりました。日本でも子どもの6人に1人が貧困であり、食べ物にたくさんのお金をかけられない人が増えています。スーパーには安くて怪しい来歴のわからない食べ物ばかりが溢れています。こうした背景を踏まえ、この講座では、「都市で食べる」ことを真剣に考えます。貧困層の子どもと一緒に食べ物をつくり、食卓を共にする「こども食堂」の取り組み。アスファルトをはがし、土を耕し、自分で育てた作物を食べる取り組み。都市住民の食べるための活動を紹介し、受講者自身が現代を生き抜くためのヒントを提供します。

●2016年6月 - 10月 ●原則として木曜日 19:00-21:00
●全7回/定員30名 ●受講料:27,000円
※出かける回の交通費・宿泊費・食費などが別途かかります。




※初めて自由学校通年講座を受講される方は別途入学金10,000円が必要となります。

写真提供: 般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパン
只今申し込みできません。お問い合わせください。

<6/23>フードシステムが作り出す食の貧困・都市の貧困

佐久間智子(翻訳家)

健康的で栄養豊かな本当の食事を得るがこんなにも難しいのはなぜでしょうか。食の貧困を作り出している「フードシステム」のからくりを明らかにし、問題の構造を理解するところから都市で暮らす人々の食について考えます。

●訳書:ラジ・パテル著『肥満と飢餓 世界フード・ビジネスの不幸のシステム』 作品社 2010
●共訳書:ティム・ラング他『フード・ウォーズ 食と健康の危機を乗り越える道』コモンズ 2009
16. 都市で食べる、都市を耕す

<7/7>子どもの貧困問題を地域力で解決する―こども食堂が目指すもの

栗林知絵子(NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク 理事長)

「子ども食堂」というツールで、人と人、人と場、場と場をつなげよう!おせっかいの連鎖で「見えにくい子どもの貧困問題」を楽しく社会化しよう!
16. 都市で食べる、都市を耕す

<7/21>【映画『都市を耕す エディブル・シティー』を観る】畑で街を占拠しよう!

ソーヤー海(共生革命家/東京アーバンパーマカルチャー(TUP) 主宰

ガーデニングは、ただ花を植えて自然を鑑賞するための行為ではない。ガーデニングとは生きるために欠かせない、革命的なアクションなのだ。僕たちの生活を支える自然と繋がり、コミュニティーが育つダイナミックな空間がアーバンガーデン。そのあらゆる側面を理解しながら、日本での可能性を創作していこう!

●主著:『都会からはじまる新しい生き方のデザイン』エムエム・ブックス 2015
●参考文献:マイケル・ポーラン『雑食動物のジレンマ 上・下─ある4つの食事の自然史』 東洋経済新報社 2009
●参考ウェブサイト:ロン・フィンリー「ロサンジェルス危険地域で菜園造りゲリラ作戦
16. 都市で食べる、都市を耕す

<9/8>食べるを学ぶ、多摩市立愛和小学校の挑戦

堀口博子(一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパン 代表)

私の活動する小学校の一人親率は41%にも上ります。家庭で食卓を囲む機会が少なくなった現代、学校で子どもたちに食べる基本を教えることは、もはや学校が担う責任だと思います。「すべての子どもたちに学校菜園を」、そう願っています。

●編訳書:『食育菜園 エディブル・スクールヤード』家の光協会 2006
●共訳書:『アート・オブ・シンプルフード』小学館 2012
●参考ウェブサイト:「エディブル・スクールヤードについて」 /「子どもの未来へ-学びやの挑戦3」(朝日新聞デジタル版 2016年1月24日掲載)
16. 都市で食べる、都市を耕す

<9/15>一反百姓のすすめ ―生きる自給率「1年1人1%Up」の暮らし―

斎藤博嗣(一反百姓「じねん道」 農園主/農的ワークライフバランス 実践家/T&T研究所 研究員)

 「一反百姓」は健康で文化的な、最小で最上級な生活を営む、貨幣換算率「1年1人1%Down」の永続的な仕事と暮らし。貧困は貧“根”が原因。花を咲かせようとする前に、根をはる!!〈時給〉から〈自給〉へ、植物に教わる生活安全保障を自ら身につけませんか。

●編書:福岡正信『緑の哲学 農業革命論 ―自然農法 一反百姓のすすめ―』春秋社 2013/取材協力:こども農業雑誌『のらのらNo.17』 農山漁村文化協会 2015
●参考ウェブサイト:斎藤博嗣&裕子『農的ワークライフバランス日記
●参考文献:ドリアン助川『バカボンのパパと読む「老子」』角川新書 2011
16. 都市で食べる、都市を耕す

<10/6>都市農業の新しいステージ:都市農業振興基本法をめぐって

後藤光蔵(武蔵大学 経済学部 教授)

都市に農地・農業は不要とする従来の考えは、都市農業振興基本法 によって大転換を遂げることになりました。都市の農地・農業の保全のために何が必要かを考えたいと思います。

●主著:『都市農地の市民的利用―成熟社会の『農』を探る』日本経済評論社 2003/『都市農業』筑波書房 2010
16. 都市で食べる、都市を耕す

<10/22(土) - 10/23(日)>【千葉県成田市を訪ねる1泊2日合宿】 空港の隣で市民農園、始めました

石井恒司(三里塚ワンパック野菜 代表)


伊藤文美(農サイド 代表)


―週末、百姓暮らし始めませんか?―都市住民が失いつつある“便利なモノがなくても暮らしていける力や知恵”を育む場所です。野菜作りはもちろんのこと、薪割りや焚き火、小屋作りや壁塗り、味噌仕込みやベーコン作りなど、いろんなことをやっています。お越し頂く時期にはどんなことが出来るか、まだ未定ですが、楽しく過ごしてほしい思います。

●参考ウェイブサイト:「三里塚ワンパック野菜 facebookページ
●参考文献:高坂勝『減速して自由に生きる:ダウンシフターズ』幻冬舎 2010