03. 医療崩壊!? 私たちの生きる基盤をどう作り直すか

申し込み価格(税込):
24,000


今、日本の医療は、規制緩和による営利化、医療費の増大や社会保障の後退などによって、基盤そのものが危機にさらされています。いったい何がおきていて、この先どうなってしまうのか。漠然とした不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。高齢者の貧困や慢性的な医師不足などの以前から指摘されてきた問題も、深刻さを増していく一方です。こうした現状をどのように打破していけば良いのでしょうか。どうやら、希望は「地域」にあるようです。現在の医療制度や社会保障の厳しい現状を出発点にしながら、利用者にとって安心な「医療」のあり方について「非営利」「支え合い」などをキーワードに、考えを深めてみましょう。

●2016年6月 - 10月 ●原則として金曜日 19:00-21:00
●全7回/定員30名 ●受講料:24,000円
※出かける回の交通費などが別途かかります。




※初めて自由学校通年講座を受講される方は別途入学金10,000円が必要となります。

写真提供: ケアタウン小平デイサービスセンター
只今申し込みできません。お問い合わせください。

<6/24>医療・社会保障崩壊と日本の政治・メディアの切っても切れない関係

本田 宏(NPO法人医療制度研究会 副理事長)

未曽有の高齢化社会を目前にして、日本の医療費と医師数は先進国最低となっています。何故日本では医療や社会保障が崩壊したまま放置され、何故TPPや安全保障関連法案が強行されるのか、そのルーツを探ります。

●主著:『誰が日本の医療を殺すのか』洋泉社 2007/『本当の医療崩壊はこれからやってくる』洋泉社 2015
●参考文献:日下藤吾『民権の火柱、江藤新平』叢文社 1990/エルミニオ・アルメンドロス『椰子より高く正義を掲げよ』海風書房 1996
03. 医療崩壊!? 私たちの生きる基盤をどう作り直すか

<7/8> 「一億総老後崩壊」時代の医療と社会保障

藤田孝典(NPO法人ほっとプラス 代表理事)

貧困や格差が拡大し、高齢者の貧困も「下流老人」「老後破産」という言葉で「見える化」してきました。その実態と、どのように現状を変えていけるのかを話したいと思います。

●主著:『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』朝日新聞出版 2015/
●参考文献:藤田孝典『ひとりも殺させない:それでも生活保護を否定しますか』堀之内出版 2015
03. 医療崩壊!? 私たちの生きる基盤をどう作り直すか

<7/28(木)>地域の中でホスピスケアを―生きる意味、死の意味と尊厳を改めて考える

山崎章郎(ケアタウン小平クリニック 院長)

必ず直面する死、その死までをどのように生き、そして死を迎えるのか、ご一緒に考えてみたいと思います。

●主著:『病院で死ぬということ』文春文庫 1996/『病院で死ぬのはもったいない』春秋社 2013
●参考文献:上記2冊
03. 医療崩壊!? 私たちの生きる基盤をどう作り直すか

<8/26>メディアでは伝えられない医療政策決定現場の実態―厚労委員会での経験から

川田龍平(参議院議員)

新薬やワクチンの承認手続きや、医療に関する法制度や医療費の決定プロセスをご存知でしょうか?医療費増加が患者の負担を増す一方、医療政策は、国内外の製薬企業など利害関係者の要望・圧力をより一層反映するものになっているようです。この回では薬害エイズの当事者として長年たたかい、現在は国会議員として厚労委員会に所属されている川田龍平さんに、私たちが普段なかなか知ることのできない「医療政策」の現場について生のお話をお聞きします。

●主著:『この国はなぜ被害者を守らないのか 』PHP新書 2013/『医療格差』角川SSC新書 2011
03. 医療崩壊!? 私たちの生きる基盤をどう作り直すか

<9/2>医療保険に関するウソ・ホント―正しい情報を知ろう

内藤眞弓(株式会社生活設計塾クルー 取締役)

公的医療保険はアテにならない、先進医療に備えるには民間の医療保険に入らないとダメ…など、氾濫する情報に惑わされず、暮らしを守るための基本的知識を身につけよう。

●主著:『お金のプロがすすめるお金上手な生き方』コモンズ 2012/『医療保険はすぐやめなさい』ダイヤモンド社 2013
●参考文献:権丈善一 『ちょっと気になる社会保障』勁草書房 2016/二木 立『安倍政権の医療・社会保障改革』勁草書房 2014
03. 医療崩壊!? 私たちの生きる基盤をどう作り直すか

<9/24(土)>14:00-16:00【東京都江戸川区を訪ねる】医療、すまい、市民発電所が融合する地域のグループホーム

ほっと館は、そこに暮らす人、働く人、集う人、みんなでつくり育てていく「協働の住まい」です。寝たきりになっても、思うことはできる。考えることだって、決めることだってできる。自分の暮らしは自分で決める。そんなあたりまえの暮らしを大切にしています。

●参考ウェブサイト: NPO法人 ほっとコミュニティえどがわ
03. 医療崩壊!? 私たちの生きる基盤をどう作り直すか

<10/7>日本の医療・社会保障を国民の視点でデザインする

杉山正隆(全国保険医団体連合会 理事・新聞部長/ジャーナリスト)

日本の国民皆保険制度は、誰でも、いつでも、どこでも、財布の中身の心配なく、が基本。国際的にも高く評価されていますが、大きく崩されています。本来、どうあるべきなのでしょう。

●主著:「「ダラス・バイヤーズクラブ」で考える製薬企業と薬害」『週刊金曜日』2014年2月21日号/「TPPは「死」に直結 HIV治療薬の価格高騰」『しんぶん赤旗 日曜版』2015年12月6日号
●参考ウェブサイト:「福岡県歯科保険医協会」 その1その2その3
03. 医療崩壊!? 私たちの生きる基盤をどう作り直すか