《U25割》【大江正章さん追悼講座】地域主義とコモンズ―農と食が紡ぐ希望
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《U25割》【大江正章さん追悼講座】地域主義とコモンズ―農と食が紡ぐ希望

申し込み価格(税込):
5,000


コロナ禍の中で、私たちは「農」と「食」を改めて見直す必要に迫られています。
便利で快適な生活を追い求め、化石燃料と原子力発電に依存した大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とする社会、そして都市一極集中。このような産業・生活のあり方を根本から変えるためのビジョンは「都市農村共生社会」であり、その核となるのは「地域」そして「有機農業」であると、2020年12月に亡くなった大江正章さん(PARC共同代表・コモンズ代表)は論じました。
この講座では、地域主義・自治・有機農業を柱に、持続可能な社会に向けての課題と展望を、各地で農と食に関わり実践する方々にお話いただきます。全国の参加者同士の情報交換やネットワークづくりも目指します。

●2021年6月-11月
●原則として火曜日19:00-21:00
●全9回 ●定員50名

●《若者応援!U25割》受講料:5,000円
25歳以下の方は受講料5,000円、入学金免除で受講いただけます。(お申し込み後、事務局から年齢確認の連絡をさせていただきます。)

※こちらは<若者応援!U25割>専用の申込みページです。通常申込みの方はこちらの申し込みページをご覧ください。

●開催形式:オンライン参加型講座(zoom利用予定)
・参加型の連続講座です。質疑応答や議論の時間には、なるべくカメラ・マイクをつないでいただき、参加者同士でテーマについて議論を深めていきます。
・講師もオンラインで参加します。
・オンライン参加にあたり、接続等に不安のある方はPARC事務局までご相談ください。接続マニュアルの送付など、ご参加のためのサポートをいたします。また、機材やインターネット環境に不安のある方は、PARC事務局にてオンライン講座にご参加いただくことも可能です。
数量:

6/25(金) 身の丈文明は可能だ―コモンズからコモンズへ

勝俣 誠(明治学院大学 元教員)
他者と自然を傷つけないで何とか生きていける世界の入り口の数ある一つを提示してみます。前半は問題提起と切り口提示。後半は自由討論。私語・雑談歓迎。
●主著:『娘と話す 世界の貧困と格差ってなに?』現代企画室 2016/『新・現代アフリカ入門―人々が変える大陸』岩波新書 2013
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6/29(火) 有機農業を軸に日本農業を持続可能な方向に転換する

谷口吉光(秋田県立大学 教授/日本有機農業学会 会長)
有機農業の面積を30年以内に40倍に増やす-。こんな驚きの数値目標を農林水産省が公表しました。日本にも有機農業が広がるのでしょうか。皆さんと一緒に考えましょう。
●主著:『「地域の食」を守り育てる─秋田発 地産地消運動の20年』無明舎出版 2017
●参考文献:澤登早苗・小松崎将一編著、日本有機農業学会監修『有機農業大全―持続可能な農の技術と思想』コモンズ 2019
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7/6(火) 有機農業の現場から―福島から地域と世界を考える

浅見彰宏(NPO法人福島県有機農業ネットワーク 代表)
震災でコミュニティが破壊され、過疎、離農などの課題先進県となってしまった福島で、農業を通して見えてきた課題と対策を皆さんと一緒に考えます。
●主著:『有機農業選書3 ぼくが百姓になった理由―山村でめざす自給知足』コモンズ 2012
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菅野正寿(NPO法人ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会/農家民宿「遊雲の里」)
3.11の教訓はなんだったのか、持続可能な社会のありかたを一緒に考えます。そしてコロナ禍でも健全なくらしのある農業と農村の価値を伝えたいと思います。
●主著:『有機農業選書7 農と土のある暮らしを次世代へ―原発事故からの農村の再生』(共編著)コモンズ 2018/『放射能に克つ農の営み―ふくしまから希望の復興へ』(共編著)コモンズ 2012
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7/27(火) 変わりゆく都市農業・農地の位置づけと役割

澤登早苗(恵泉女学園大学 教員/日本有機農業学会 元会長)
都市農地は、「宅地化すべきもの」から今や「あるべきもの」として位置づけられているが、2022年以降大幅に減少するかもしれない。その背景と市民が耕す都市農業の新たな可能性について考える。
●主著:『有機農業大全―持続可能な農の技術と思想』(共著)コモンズ 2019/『教育農場の四季―人を育てる有機園芸』コモンズ 2005
●参考文献:大江正章『有機農業のチカラ―コロナ時代を生きる知恵』コモンズ 2020/農政ジャーナリストの会『どう生かす 都市農地(日本農業の動き205)』農文協 2020
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9/7(火) 地域に希望あり!―学校給食の有機化を核にしたコモンズ再生

鮫田 晋(千葉県いすみ市 職員)
いま全国各地で、地場産の食材や有機農産物を学校給食に取り入れようとする動きが急速に広がっています。その先駆的な事例である愛媛県今治市、千葉県いすみ市の現場で動いてきたお二人に、成功の秘訣、苦労した点、地域社会への影響などお話をお聞きします。
●主著:「学校給食のお米すべてを有機米にする」『農業と経済』86巻 8号 2020
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安井 孝(愛媛県今治市 元職員/NPO法人愛媛県有機農業研究会 理事長)
今治市は、学校給食に地場産農産物や有機・特別栽培農産物を使う取組を進めています。これは、給食をよくするために行っているのではなく、給食を食べた子どもたちが大人になった時、今治産の農産物や食品を買い支え、食べ支えてくれることで地域の暮らしを守ってもらうために行っているのです。
●主著:『地産地消と学校給食―有機農業と食育のまちづくり』コモンズ 2010/
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9/21(火) 韓国・ソウル市のフード・プランと市民社会

姜 乃榮(カン・ネヨン)(地域ファシリテーター/慶熙大學フマニタスカレッジ 講師)
新型コロナウイルスなど災難が日常になっている社会で安全安心の生活を確保するためには、農と食を基本にして地域を再構成することが大事ではないでしょうか。一緒に考えてみましょう。
●主著:『都市農業とまち共同体』(社)全国都市農業市民協議会 2017/『世の中のご飯になる共同体運動』図書出版ハンサリム 2019
●参考文献:『地域の再構成』アルト出版 2012/「ソウル市食マスタープラン」ソウル市 2017
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10/5(火) 食品ロス、貧困問題の解決と地域の助け合い―フードバンクかながわの取り組み

藤田 誠(公益社団法人フードバンクかながわ 事務局長)
フードバンクかながわは、『「もったいない」を「分かち合い」・「ありがとう」へ』を目的に2018年2月に設立した公益社団法人です。設立の経緯と現状、併せて、コロナ禍での活動状況についてご報告させていただきます。
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10/19(火) 食料主権と小農の権利を!―自由貿易・種子の独占に抵抗するグローバル・サウスの運動

岡崎衆史(農民運動全国連合会 事務局次長)
食料主権や農民の権利を提唱し、国際政治を動かしてきた「ビア・カンペシーナ」の活動を紹介しながら、自由貿易や食と農について考えていきたいと思います。
●参考文献:農民運動全国連合会『国連家族農業10年』かもがわ出版 2020/小規模・家族農業ネットワーク・ジャパン『よくわかる 国連「家族農業の10年」と「小農の権利宣言」』農文協ブックレット 2019
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内田聖子(PARC代表理事)
グローバル経済が、各国の農業・食料政策に直接打撃を与える時代、最期の砦となるのは地域、自治体です。〈コモン〉を守る世界の運動に学びます。
●主著:『自由貿易は私たちを幸せにするのか』(共著)コモンズ 2017/『日本の水道をどうする? 民営化か公共の再生か』コモンズ 2019
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11/30(火) 食・農・地域を育む思想

藤原辰史(京都大学人文科学研究所 准教授)
20世紀の農業史からは「食と農」が「効率と利潤の追求」に支配されてきたプロセスが浮かび上がります。私たちの命と直結する「農と食」のあり方を豊かで尊厳あるものにするための方途をお話いただきます。
●主著:『戦争と農業』集英社インターナショナル新書 2017/『縁食論―孤食と共食のあいだ』ミシマ社 2020
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