軍事化される琉球弧―現地から問う「平和」と民主主義
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軍事化される琉球弧―現地から問う「平和」と民主主義

申し込み価格(税込):
15,000


沖縄での基地問題というと、辺野古の問題がしばしばクローズアップされるが、その裏で、「島嶼防衛」の名のもとに、南西諸島への自衛隊配備が急速に進められている。この問題につき、私たちの考える安全保障のあり方について、現場の声も聞きながら、現状を理解する。

●2021年6月-2022年1月
●金曜日 19:00-21:00
●全8回 ●定員50名 

●受講料:15,000円 (※初めて自由学校連続講座を受講される方は別途入学金10,000円が必要となります。)

<若者応援!U25割>
25歳以下の方は受講料5,000円、入学金免除で受講いただけます。ご希望の方は専用の申込みページからお申し込みください。

●開催形式:オンライン参加型講座(zoom利用予定)
・参加型の連続講座です。質疑応答や議論の時間には、なるべくカメラ・マイクをつないでいただき、参加者同士でテーマについて議論を深めていきます。
・講師・コーディネーターもオンラインで参加します。
・オンライン参加にあたり、接続等に不安のある方はPARC事務局までご相談ください。接続マニュアルの送付など、ご参加のためのサポートをいたします。また、機材やインターネット環境に不安のある方は、PARC事務局にてオンライン講座にご参加いただくことも可能です。
数量:

●コーディネーター&講師:池尾靖志(立命館大学他 非常勤講師)

関西にあるいくつかの大学で、平和学・国際政治学・政治学などを教えています。実際に自分の目で見て、「確かだ!」と思う情報しか講義や講演では話さないことをモットーにしています。実際に、高江のヘリパッド建設では私も1参加者として関わってきました。最近は、離島の自衛隊配備の問題を考えていますが、これらは沖縄「本島」の基地問題とも密接に関わっています。これらのことを『沖縄の「負担軽減」と日米軍事一体化』(法律文化社、近刊)という形で今、執筆を行っています。この講座が始まる頃までに出版する予定です。

●主著:『自治体の平和力』岩波ブックレット 2012/『地域から平和をきずく』(共著)晃洋書房 2010
●参考文献:新垣毅ほか『これが民主主義か?辺野古新基地に“NO”の理由』影書房 2021/半田滋『安保法制下で進む!先制攻撃できる自衛隊―新防衛大綱・中期防がもたらすもの』あけび書房 2019/『世界』2019年3月号(特集:拡大する違憲状況)/『世界』2021年3月号(特集:軍事化される琉球弧)
軍事化される琉球弧―現地から問う「平和」と民主主義

6/18(金) 軍事化される「琉球弧」の現状

池尾靖志(立命館大学他 非常勤講師)
沖縄の問題と言うと、「辺野古」の問題がピンとくるかもしれませんが、沖縄「本島」だけでなく、周りの離島でも軍事化が加速しています。これらの問題をトータルに把握しましょう。

7/9(金) 北部訓練場返還地の米軍廃棄物問題

宮城秋乃(アキノ隊員)(チョウ類研究者)
2016年に返還された北部訓練場跡は沖縄防衛局により支障除去が行われ地権者に引き渡されたが、その後大量の米軍廃棄物の残留が判明。この地域は世界自然遺産になれるのか。
●主著・参考文献:『ぼくたち、ここにいるよ 高江の森の小さないのち』影書房 2017/『これが民主主義か?辺野古新基地に“NO”の理由』(共著)影書房 2021
軍事化される琉球弧―現地から問う「平和」と民主主義

9/3(金) 宮古島全島の軍事要塞化

清水早子(ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会 事務局長)
サンゴ礁の観光の島に、2019年「陸自宮古島駐屯地」開設。2020年150台以上の軍用車両と共にミサイル部隊が配備された。「作らないと言っていた弾薬庫」は民家から100mも離れていない場所に建設。その実態をきく。
●主著:「追体験・宮古島1945-1972 宮古における復帰運動と今に続く軍事化に抗する道」『別冊飛礫 3』つぶて書房 2012/「宮古諸島・重層する被支配の歴史―虐げられし者たちの系譜」『飛礫』62号 つぶて書房 2009
●参考文献:前田佐和子『宇宙に拡がる南西諸島の軍備強化』大軍拡と基地強化にNO!アクション2019 2019/『ドローンの眼 琉球弧の軍事基地』沖縄ドローンプロジェクト、森の映画社 2020
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10/1(金) 「馬毛島で、種子島で、何が起きているのか?」現地からの報告

和田香穂里(前西之表市議/馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会/戦争をさせない種子島の会)
種子島の暮らしとともにある馬毛島は決して単なる無人島ではない。自衛隊基地建設と米軍FCLP計画が種子島と馬毛島を、更に種子島の島民同士を引き裂く現状を知ってほしい。
●参考文献:YouTube『DEMO-RESE Radio#18 今、無人島・馬毛島か?熱い!!』/小西誠『自衛隊の南西シフト―戦慄の対中国・日米共同作戦の実態』社会批評社 2018
軍事化される琉球弧―現地から問う「平和」と民主主義

11/5(金) 石垣島の住民投票

金城龍太郎(マンゴー農家/石垣市住民投票を求める会 代表)
民意が問われないまま進む陸自配備計画の現状、そして民主主義とは何かを住民投票を求める立場、地域を担う立場から語る。
●参考資料:石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会「島のどこにもミサイル基地はいらない」東アジア共同体研究所琉球・沖縄センター編『沖縄を平和の要石に』1号、芙蓉書房出版、2020
軍事化される琉球弧―現地から問う「平和」と民主主義

12/3(金) 奄美大島における自衛隊配備

池尾靖志(立命館大学他 非常勤講師)
奄美大島では、既存の航空自衛隊の分屯基地に加えて、2019年3月、陸上自衛隊奄美駐屯地、瀬戸内分屯地が開設した。現在、島南部にさらなる航空自衛隊の新基地が建設されるとのことである。この他、沖縄からオスプレイが低空訓練に訪れたりもしている。こうした島の現状をお話する。場合によっては、現地からの報告もしていただく予定。
●参考文献:戦争のための自衛隊配備に反対する奄美ネット「奄美・陸上自衛隊基地配備の経緯」東アジア共同体研究所琉球・沖縄センター編『沖縄を平和の要石に』1号、芙蓉書房出版、2020

2022/1/7(金) 南西諸島へのミサイル配備を考える

半田 滋(防衛ジャーナリスト/獨協大学 非常勤講師/法政大学 兼任講師)
南西諸島で進むミサイル部隊の配備について、防衛省・自衛隊の狙いなどを話します。
●主著:『変貌する日本の安全保障』弓立社 2021/『安保法制下で進む! 先制攻撃できる自衛隊―新防衛大綱・中期防がもたらすもの』あけび書房 2019
●参考文献:半田滋『僕たちの国の自衛隊に21の質問」講談社 2014
軍事化される琉球弧―現地から問う「平和」と民主主義

1/28(金) 生活者の視点から見た安全保障のあり方を考える

池尾靖志(立命館大学他 非常勤講師)
これまでの現地報告や日米安保体制の現状に関する講義を踏まえて、生活者の視点から見た安全保障のあり方を受講生みなさんと考えます。