平和のための日韓市民連帯―文化・人権・格差から考える
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平和のための日韓市民連帯―文化・人権・格差から考える

申し込み価格(税込):
15,000


隣の国の社会や文化とともに市民活動について学び、市民目線で平和関係を築くための議論と交流を深める人気講座「平和のための日韓市民連帯」の第2弾です。2021年度は、人権、貧困と格差、雇用、福祉の問題に焦点を当て、知っているようで知らない隣の国韓国の運動最前線や、そこに通底する韓国文化まで、包括的に学んでいきます。韓国市民社会の取り組みに学び、自らを省みることで、日韓の友好関係と平和で公正な社会を市民からつくる方法を考えましょう。

●2021年7月-10月
●原則として木曜日19:00-21:00
●全8回  ●定員50名 

●受講料:15,000円 (※初めて自由学校連続講座を受講される方は別途入学金10,000円が必要となります。)

<若者応援!U25割>
25歳以下の方は受講料5,000円、入学金免除で受講いただけます。ご希望の方は専用の申込みページからお申し込みください。

●開催形式:オンライン参加型講座(zoom利用予定)
・参加型の連続講座です。質疑応答や議論の時間には、なるべくカメラ・マイクをつないでいただき、参加者同士でテーマについて議論を深めていきます。
・講師・コーディネーターもオンラインで参加します。
・オンライン参加にあたり、接続等に不安のある方はPARC事務局までご相談ください。接続マニュアルの送付など、ご参加のためのサポートをいたします。また、機材やインターネット環境に不安のある方は、PARC事務局にてオンライン講座にご参加いただくことも可能です。
数量:

◆コーディネーター

白石 孝(日韓市民交流を進める希望連帯 代表/PARC 理事)

日韓市民交流を進める希望連帯代表、NPO法人官製ワーキングプア研究会理事長、NPO法人日本ラオス子どもの未来理事長など。ソウル市の革新的自治政策をはじめ韓国の民主政権や自治体が普遍的福祉政策を進めていることを日本に紹介する活動を進めている。

●主著:『ソウルの市民民主主義―日本の政治を変えるために』コモンズ 2018/『マイナンバー制度―番号管理から住民を守る』自治体研究社 2015
●訳書:キム・イェスル著、白石孝 日本語版監修・解説『写真集 キャンドル革命―政権交代を生んだ韓国の市民民主主義』コモンズ 2020
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7/1(木) 日韓の社会運動、労働運動を比較して

安 周永(アン・ジュヨン)(龍谷大学政策学部 准教授)

他の欧米の国でも民主主義の危機が言われており、こういう時だからこそ、社会運動と労働運動が再注目されています。日韓における社会運動と労働運動の可能性について一緒に考えましょう。

●主著・参考文献:『日韓企業主義的雇用政策の分岐―権力資源動員論からみた労働組合の戦略』ミネルヴァ書房 2013/「韓国における最低賃金の政治過程と労働組合の戦略」『貧困研究』24号 明石書店 2020
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7/15(木) キャンドル革命の現在地と社会運動

千 雄昭(チョン・ウンソ)(参与連帯 事務局長)

2016年10月から17年4月までの市民民主主義革命で、政権交代を実現しましたが、民主政権下でさらにどう改革が進んでいるか、韓国最大の市民社会運動の立場から語っていただきます。

●プロフィール:2008年参与連帯に入り市民運動を始め、2008年「BSEの危険米国産牛肉全面輸入に反対する国民対策会議」と2016年「パク・グネ政権退陣非常国民行動」に派遣され活動しました。昨年からは参与連帯事務局長を担っています。
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8/5(木)徴用工・慰安婦訴訟とどう向き合うか 日韓の接点を模索する

堀山明子(毎日新聞 前ソウル支局長)

盧武鉉政権と文在寅政権でソウル特派員を務め、戦後補償問題の現場を取材してきた記者の視点で、日韓の外交的解決と法的解決の接点はどこにあるのかについて報告します。

●参考ウェブサイト:毎日新聞「政治プレミア」連載 ”韓流パラダイム”
●参考文献:内海愛子、川上詩朗、吉澤文寿ほか『日韓の歴史問題をどう読み解くか―徴用工・日本軍「慰安婦」・植民地支配』新日本出版社 2020/内田雅敏『元徴用工 和解への道―戦時被害と個人請求権』ちくま新書 2020
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8/26(木) 韓国映画の今―もっと知ろう韓国映画

成川 彩(韓国在住映画ライター)

韓国映画は実話をモチーフに描いた作品が多く、韓国の歴史や社会を知るきっかけを作ってくれます。民主化運動など、ダイナミックな韓国の現代史を映画を通して学んでみませんか?

●主著:『どこにいても私は私らしく』2020(韓国)
●参考映画:『タクシー運転手 約束は海を越えて』チャン・フン監督 2017/『1987、ある闘いの真実』チャン・ジュナン監督 2017
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9/9(木) 韓国の脆弱階層対策―福祉の現場から

姜 乃榮(カン・ネヨン)(地域ファシリテーター/慶熙大學フマニタスカレッジ 講師)
ゲスト:社会福祉士

生活保護バッシングや水際作戦を続ける日本とは対照的に、韓国では福祉事業の掘り起こし、貧困者を孤立化させない取り組みが進められています。その実情を伺いつつ、セーフティーネットのあるべき姿について考えます。

●主著:『地域の再構成』アルト出版 2012(韓国)/『世の中のご飯になる共同体運動』図書出版ハンサリム 2019(韓国)
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9/29(水) 食文化を通して韓国をもっと知ろう

張 琴順(チャン・クムスン)(韓国料理研究家/キムチソムリエ/フードコーディネーター)

食べ物を知ることはその国の文化を理解できることと思います。一番近い隣国、韓国の食文化を深く知ることで食卓で会話や新たな発想が生まれることでしょう。異文化の理解は食卓から。日本と韓国の食の類似点や違いなども知ると面白いですね。

●主著:『チャルモゴッソヨ!韓流おかずは野菜がいっぱい』信濃毎日新聞社 2009
●参考文献:黄慧性、石毛直道『韓国の食』平凡社 1988
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10/14(木) 新型コロナ災害で押し寄せた社会の危機 いま私たちにできることは 「社会運動としての連帯ネットワーク」韓国の住民連帯運動と比較して

瀬戸大作(反貧困ネットワーク 事務局長/新型コロナ災害緊急アクション 事務局長)

貧困格差を作り出した加害者たちの「自助の補完装置」でない「希望の連帯協同組合」をつくる準備をはじめよう。新自由主義の被害者である当事者が参画した「社会運動としての連帯協同組合」をつくろう。

●主著:4月1日 自著出版予定
●参考文献:「コロナ禍の協同組合の価値―社会的連帯経済への道」季刊『社会運動』441号 ほんの木 2021
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10/28(木) 日韓市民連帯運動をどう進めるか

姜 乃榮(カン ・ネヨン)(地域ファシリテーター/慶熙大學フマニタスカレッジ 講師)
李 正連(イ・ジョンヨン)(東京大学大学院教育学研究科 准教授)
白石 孝(日韓市民交流を進める希望連帯 代表/PARC 理事)

この10年で学ぶ関係が逆転した韓国と日本の社会運動。それをふまえ明日の日韓連帯を3人の鼎談で考えます。
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