COVID-19禍で困窮する フィリピン先住民族や労働者への寄付のお願い
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COVID-19禍で困窮する フィリピン先住民族や労働者への寄付のお願い

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新型コロナウイルスの世界的な感染拡大のなか、命を奪われた多くの方々のご冥福をお祈りするとともに、かげがえのない大切な家族や友人を失った一人一人の方々に深くお見舞い申し上げます。また、私たちの健康・生活を毎日、最前線で支えてくださっている医療従事者の方々や生活必需品の物流・販売等に携わっていらっしゃる方々に感謝致します。

 日本でも外出自粛要請が長期化するなか、経済的に苦しい生活を強いられたり、滞在場所を失ったりするなど、影響を受けている方々への一刻も早い十分な対処が望まれるところですが、海外からもコロナ禍の影響を受け、日々の食糧の調達などに困っている方々からの支援の呼びかけが届いています。

 FoE JapanとPARCは、これまで、フィリピンの大規模な資源開発(鉱山、ダム水力発電など)やバナナ生産現場で起きている環境・社会・人権問題に取り組んできました。

 そのフィリピンでは、3月17日からルソン島全域で厳しいコミュニティー隔離措置がとられています。公共交通機関はすべて止められ、警察や軍が動員されての外出・移動制限のなか、その日暮らしをしてきた貧困層は毎日の食糧調達もままならない状況に置かれています。政府が約束した貧困層への給付金の支給にも遅れが見られる他、封鎖が長引くなか、食糧などの救援物資も十分な量が行き届いていない実態があります。また、ルソン島以外でも、独自に同様の厳しい隔離措置をとっている地域は依然多く残っており、農業労働者や先住民族が厳しい状況に直面しています。
 このような状況下、私たちのパートナー団体であるコルディリェラ民族連合(CPA)とスミフル労働組合(NAMASUFA)から以下のような呼びかけが届いていることから、FoE Japan/PARCでも募金活動を開始することに致しました。5月末までに200万円の寄付を目指しています。

 皆さまからご支援いただいた寄付は、折半させていただき、CPAとNAMASUFAに半分ずつ送らせていただきます。日本の皆さまからの温かいご支援をどうぞよろしくお願い致します。
数量:

支援先1)●コルディリェラ民族連合(Cordillera Peoples Alliance:CPA)

支援対象地域:ルソン島北部コルディリェラ地方(特にカリンガ州、イフガオ州、ベンゲット州、アブラ州、アパヤオ州)

支援対象者:先住民族コミュニティー

<緊急支援の呼びかけ>
コルディリェラ地方でCOVID-19の影響を受けている先住民族コミュニティーへの支援を

 コルディリェラ地方の先住民族コミュニティーや貧困層(特に道路での物売り、日雇い建設労働、公共交通機関の運転手、帰省できない学生など)が、救援物資の緊急支援を必要としています。先住民族が政府の社会サービスから取り残されてきた歴史が、今回の危機のなかで、先住民族をより脆弱な立場に追いやっています。

 封鎖措置により、コルディリェラ地方でも数千人が生活の糧から遠ざけられ、今や、食糧、薬など日々の生活必需品を買うお金が尽きてしまっています。感染症の拡大を防ぐために、自宅での隔離が必要であることがわかっていても、生き延びるためのお金を探しに出なくてはならない人も多くいます。野菜農家も、ほとんどの人が購買力を失うなか、赤字が続いています。このままでは、COVID-19の脅威だけでなく、飢えや生活必需品の欠如で危機に瀕することになります。  

 いただいたご寄付で、CPAのネットワークを通じ、政府の救援物資が十分に届いていない村々の農民や労働者などに対して優先的に、食料(米、砂糖、塩、調理油、干し魚、豆類、缶詰類など)や衛生用品等の配給を行なう予定です。ご協力をよろしくお願い致します。
COVID-19禍で困窮する フィリピン先住民族や労働者への寄付のお願い

支援先2)●スヤパ農園労働組合(Nagkahiusang Mamumuo sa Suyapa Farm:NAMASUFA)

支援対象地域:ミンダナオ島ダバオ・デ・オロ州コンポステラ町

支援対象者:スミフルのバナナ農園・梱包工場を2018年に不当解雇された労働者


<緊急支援の呼びかけ>
不当解雇されたバナナ農園労働者の生活がCOVID-19の影響でさらに困窮化―支援の手を

 2018年10月、コンポステラ町のスミフル・フィリピン社で働いてきた約700名のバナナ農園労働者が、最高裁の判決に基づく正規労働者の地位と権利を求め、ストライキを行なったところ、会社から不当解雇されました。控訴審が続くなか、労働者の雇用状態は定まらぬまま、今日まで復職できない状況が続いています。この間、労働者は不定期な収入源を見つけながら、何とか生活を続けてきました。

 現在、COVID-19の世界的な大流行が起き、労働者の生活はより困難なものとなっています。ミンダナオ島ダバオ一帯でも厳しいコミュニティー隔離措置がとられ、不定期な収入源さえもなくなりました。政府からの救援物資と給付金に頼るしかありませんが、家族を支えるには十分ではありません。封鎖措置が長期化するなか、労働者の家庭の経済危機は益々ひどくなるばかりです。

 ご支援いただければ、苦しい生活を強いられている労働者への救援物資(米、缶詰など)、もしくは、それと同等の支援金を配給予定です。大変困難な時期ですが、皆さんの温かいご協力をよろしくお願い致します。