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武藤一羊の英文精読

申し込み価格(税込):
46,000


講師とともに、一冊の本をじっくりと読み込む講座です。ことばの一つひとつの解釈やそこに込められた作者の思想を読み解きながら、講師と受講生で内容について議論を深めていきます。今年は載 錦華の『冷戦後の後に―中国史の未来(After the Post-Cold War ― The Future of Chinese History)』を読みます。

●2020年5月-12月 
●原則として隔週水曜日 19:00-21:00 
●全15回/定員15名 
●受講料:46,000円
●テキスト: Dai Jinhua(著)Lisa Rofel(編) "After the Post-Cold War ― the Future of Chinese History" Duke University Press, 2018
※テキストは事前に各自でご購入ください

※初めて自由学校通年講座を受講される方は別途入学金10,000円が必要となります
数量:

◆講師:武藤一羊(ピープルズ・プラン研究所 運営委員)

1931年生まれ。「ベトナムに平和を!市民連合」での活動を経て、1969年に英文雑誌『AMPO』の創設メンバーとして日本の情勢を世界の知識人に発信する。1973年鶴見良行、北沢洋子などとともに「アジア太平洋資料センター(PARC)」を設立、1996年まで代表を務める。1998年「ピープルズ・プラン研究所」を設立。社会評論家としてノーム・チョムスキーなどの知識人と国際的な親交をもつ。1983〜2000年、ニューヨーク州立大で期間教員を務める。

◎主著:『戦後レジームと憲法平和主義─<帝国継承>の柱に斧を』れんが書房新社 2016/『潜在的核保有と戦後国家─フクシマ地点からの総括』社会評論社 2011/『アメリカ帝国と戦後日本国家の解体 新日米同盟への抵抗線』社会評論社 2006
◎共訳書:ジャイ・セン他『世界社会フォーラム 帝国への挑戦』 作品社 2005
武藤一羊の英文精読

◎講師からのメッセージ

1995年台北で初めて出会って以来、著者はぼくにとって最も信頼できる中国知識人の一人だ。当時から北京大学の超人気教授。専門は映画批評・文化批評だが、それを通じて、中国革命の過去と現在に足を踏みしめながら、グローバルな視野と行動で資本主義を越える未来を探り続ける思想家である。本書はLisa Rofelの編集によるエッセイ集。著者の「ポスト冷戦時代の文化政治」を論じる書物は邦訳されているが、本書では「ポスト冷戦時代」のまたその後、と時代は把握される。本書第一部の表題「トラウマ、退避した記憶、裏返された歴史たち」からは、中国革命のその後を問い、そこから「中国史の未来」を探るという著者の立ち位置が読み取れる。これは明らかに中国だけに関わる問と探求ではない。そういう観点でこの本を読んでみたい。

◎日程

第1回:5/20
第2回:6/3
第3回:6/17
第4回:7/1
第5回:7/15
第6回:7/29
第7回:9/2
第8回:9/16
第9回:9/30
第10回:10/14
第11回:10/28
第12回:11/11
第13回:11/25
第14回:12/9
第15回:12/23

◎テキスト著者: 載 錦華(ダイ・ジンファ)

1959年北京生まれ。大衆文化・映画・ジェンダーを研究テーマとし、北京電影学院、オハイオ州立大学などの教職を歴任したのち1997年北京大学比較文学・文化研究所の教授に就任。フェミニスト文化批評家としても知られている。

◎こんな人におすすめ!

・一冊の本を深く読み込む力を身につけたい方
・グローバル化した資本主義の先の未来について考察・議論してみたい方

◎クラスの進め方

各回の予習箇所について、参加者がそれぞれ約1ページずつ、文章を訳していきます(挙手制)。そして、テキストの内容に関するディスカッションを日本語で講師と参加者で行います。英文の読解力を高めたい人にピッタリのクラスです。武藤一羊さんの鋭いコメントも魅力の一つ。