◆講師: 内田佳子(国際ビオセントリック連盟公認ファシリテーター)
ブラジル音楽に惹かれ、サンバチームでの活動を経て、ブラジルの住民運動を支援するNGOに参加。ブラジルでビオダンサに出会い、2000年に初めてビオダンサを日本に紹介。ファシリテーター資格、養成資格、子ども・思春期向けファシリテート資格を取得。定期クラスやワークショップを開催しつつ、自らも様々なワークや勉強会に参加し、心と身体のつながりを探究し続けている。日本ソマティック心理学協会会員。同ソマティック・プラクティショナー・ネットワーク世話人。

9/3 はじめの一歩―グループとの出会い
ビオダンサに関する基礎的な説明、自己紹介に続いて、
言葉以外の出会いとコミュニケーションの場へと導入していきます。
9/17 リズムを感じる
私たちの内外には、身体にしても、遥かなる星々の運行にしても、リズムが息づいています。音楽に導かれて、いろんなリズムで動いていく中から、私たちの内なる可能性の幅を再発見していきます。
10/1 発する、感じとる
ビオダンサでは、グループという場で、各自が内から出てくる自然な動きやペースを大切にすることを学んでいきます。鍵となる、「発する」こと、また相手から「感じとる」ことを、グループのダイナミズムのなかで体験していきます。
10/15 枠を超えて動き出す
普段しない動きを体験することは、あまり発揮していない力と出会いなおす可能性を秘めています。外に向かう動き、内に向かう動き、ダイナミックな動き、静かな動きなど、バリエーションのある動きのなかで、日々の創造へのヒントを探っていきます。
10/29 ここちよさに寄り添う
ここちよさを感じる力は、私たちが生まれ持つ才のひとつです。日々、機能して働いてくれる身体の、「快」の側面に寄り添い、耳をかたむけることは、より健やかに生きていくきっかけになるかもしれません。
11/7(土)ー8(日)1泊2日ビオダンサ秋合宿!!
いつもの環境を離れて、集中してセッションに臨む2日間は、グループとして、また個人としての体験を、様々なかたちで深めてくれます。私たちの内と外で息づく自然と、ゆったりふれあう旅へ、ぜひご一緒しましょう!
11/12 「型」からあふれだす力にふれる
ロランド・トーロは、世界各地の彫刻、壁画、絵画等に見られる人の所作の探索を通じて、地域、時代、文化を超えて人間に共通する潜在力を象徴する22種類のポーズを選び、「生成力のあるポーズ」としてビオダンサに導入しました。この回では、そのうちのいずれかを体験していきます。
11/26 内なる自然を踊る
「地、空気、火、水」の四大元素の力動的なイメージを踊るのも、ビオダンサの醍醐味のひとつです。この回は、そのいずれかの元素にフォーカスをあてていきます。
12/10 ミステリー・ツアー1
ここまでのグループの歩みをふまえて、ファシリテータが特定のテーマを選んで進行します。
12/24 Giving and Receiving
「与える」、「受け取る」は他者との、また世界との関わりのなかで、私たちが綿々と受け継ぎ、営んできた根源的な動きです。ダンスを通じて、あらためてその動きを全身で味わっていきます。
1/7 今、ここに、表現を味わう
自身と世界との真摯なつながりのなかで、自らの意図をも超えて出てくるものとしての表現。踊ること、また誰かの踊りに立ち会うことから生まれる何かを味わっていきます。
1/21 ミステリー・ツアー2
ここまでのグループの歩みをふまえて、ファシリテーターが特定のテーマを選んで進行します。
2/4 フィナーレ
半年間のサイクルの締めくくりです。ともに場を創造してきたグループの仲間と、一人ひとりのプロセスを祝い、エールを交わし合う意味で、踊り納めをしていきます。